同国では、外国人と自国民の接触を情報の漏洩を恐れて厳しく制限しており、自国民の営業する店に外国人が近づかないようにすることと、外国人旅行者から外貨を獲得すると共に流通を管理するために、兌換券を導入していた。外国人は、同国へ旅行する際に同国内で買い物をするため兌換券に両替をしなければならず、元の通貨に再両替することも事実上不可能に近かったため、外貨獲得の手段としては効果があったと言われる。
兌換券の種類は50ウォン、10ウォン、5ウォン、1ウォン、50チョン、10チョン、5チョン、1チョンの8種類で、人民ウォンでは
硬貨になっていた補助通貨のチョンも、兌換券では紙幣であった。紙幣のデザインは、チョンは金額表示が違うのみでどれも同じ、ウォンはデザインは同じだが金額によって縦横の大きさが異なっていた。