選抜高等学校野球大会 wikipedia|無料辞書
◆ 概要
◇ 出場校の選抜
出場校は、選考委員会によって定められる。一般に、新チームで臨む最初の公式大会(実質的な新人トーナメント戦)となる秋季各都道府県大会・地域大会(全国10ブロック)がこの大会出場校・並びに補欠校の選考資料となる。また、出場校が最大32校と定めている。そのため1つのブロックに定められているため確実に1校は選出される
東京都・
北海道を除けば夏の高校野球とは違い、出場校が1校もない府県は毎回生じる。逆に、同一府県から2校出ることもあるのが夏の大会と違う点の1つでもある。
選考会における出場校の決定には高野連の役員の意思が反映されるため地域的なバランスを考えた選考、秋の地区大会で初戦敗退だった高校が選ばれるなど時々首をかしげたくなるような選考が起こる。そしてこれら一連のことが選考後に毎年といっていいほど物議を醸しているのも事実である。「明確な選考基準」を示すことを望む高校野球ファンは多い。
出場校決定後に組み合わせ抽選会を行い
トーナメント方式で頂点を決め、2校出場した都道府県代表校は決勝戦まで当たらない様に配置させる。そのため、同じ都道府県代表校の対戦の機会は非常に少ない。
一般選考
基本的には秋季大会の成績に、地域性を考慮して決定。ここで出場28校と補欠(各地区につき1、2チーム程度)を選出。しかし野球と何ら関係のない地域性という選考基準を商業的理由により採用するに対して、批判の声が存在する。
・ 北海道:1
・ 東北:2
・ 関東(4)・東京(1):6
・ 東海:2
・ 北信越:2
・ 近畿:6
・ 中国(2)・四国(2):5
・ 九州:4
(後述する・は除く)
・ 関東・東京、中国・四国の括弧内は各地区の出場校数。残り1校は両地区を比較した上で選出する。しかし、特に中国・四国においてこの比較選考を疑問・批判する声も少なくない。
・ 東京大会のみ関東の枠組みから外れて、単独開催となっている。それゆえ、1位校と2位校が揃って選出されるケースが多い。この実質的な”東京の2校枠”に付いては、「選抜の不思議」として揶揄されている。背景には、毎日新聞東京本社の意向が反映していると見られている。
・ かつては近畿地区の枠は7校であり、2府4県から1校ずつ選ばれてもさらにもう1校枠があった。そのため近畿のいずれかの府県からは必ず2校選出されていた。
21世紀枠
第73回(
2001年)から設けられた。部員不足などの困難を克服したチームや、他校の模範となるチームを選出。推薦は基本的に各都道府県の秋季新人大会で参加校数が128校を上回る都道府県ではベスト16、それ以外の県ではベスト8以上のチーム。各ブロックから1校ずつ出してもらいその中で2校(東日本〜東海以東・西日本〜近畿以西各1校)を選出。
第80回(
2008年)は記念大会で例年より1校増の3校で「北海道、東北、関東・東京」、「東海、北信越、近畿」、「中国、四国、九州」各1校が選出。
第81回(
2009年)は東日本1校、西日本1校、その他1校の3校が選出された。
“他校の模範である事”を根拠に
名門大学へ現役合格者多数、学校全体での「朝の読書」推進、「
青少年赤十字部」の活動、生徒の
ボランティア活動など野球そのものとは直接関係のない事象により推薦されるケースがあり「選考基準が曖昧」という理由により非難の声も聞かれる。なお、この枠は設定10年目の
第82回(
2010年)の後に見直されることになっている。